【初心者向け】アロマセラピーの基礎1

こんにちは。アロマで美と健康を手にいれる秘訣 アロマセラピストSeikoです。

Seiko

今日は、アロマ初心者に向けてアロマセラピーの基礎についてお伝えします。

今は、アロマという言葉はよく聞くようになりましたが、そもそもアロマって何?アロマって、どう使えばいいの?

そんな疑問にお答えします!

ウサ子ちゃん

これからアロマを始める人にオススメな記事だね。さて読んでみょう!

アロマで美と健康を手に入れる講座

アロマセラピーとは

 

アロマセラピーは、心やカラダにもさまざまなよい作用をもたらすと期待されています。まずアロマは、精油というエッセンシャルオイルを使用します。

今は、アロマ専門店はもちろんのこと、雑貨店でもたくさんのエッセンシャルオイルを販売しています。

気軽に精油を使うことができますが、何の予備知識も持たずにアロマセラピーを実践するとトラブルを引き起こす可能性もあります。

正しい知識を身につけることが大切です。

アロマとは芳香、セラピーとは療法という意味です。

日本語ではアロマセラピーを【芳香療法】といいます。

皆さんは、芳香療法というよりも【アロマセラピー】という言葉の方がよく聞かれるのではないでしょうか。

アロマセラピーのはじまり

[アロマセラピー]という名が生まれたのは、なんと1920年代になってからのことです。

フランスの化学者ルネ=モーリスガットフォセが研究中に片手をやけどし、

とっさに近くにあったラベンダーの精油にその手を浸けたそうです。

その結果、やけどは悪化するどころか跡形も残らず、びっくりするような速さで治っていきました。

そこで、ガットフォセは精油について研究を始め、[アロマセラピー]という言葉を作ったと言われています。

アロマを学ぶ人にとっては、とても有名はお話しですね。

 

アロマセラピーは代替療法の1つ

アロマセラピーは健康維持に役立つものとして注目されています。

近年、自律神経の失調や未病と思われる人の増加により、病気にだけに焦点をあてて治療するのではなく、人としてバランスの良い健康状態を維持できるような医療が求められるようになりました。

アロマセラピーは、代替療法の1つとされています。

代替療法とは、一般的に大学の医学部で教育されている主流の現代西洋医学以外の医学を指します。その範囲は非常に広く、多岐にわたります。

例えば、中国医学、アーユルベーダ、ハーブ療法、太極拳、ヨガ、指圧、アロマセラピーなど、いずれも代替療法のひとつです。

私たちは、日々生活する中で、ストレスによるカラダや心の不調が出てくることがありますよね。

お薬をのむまでではない場合、自分で気軽にストレスや気持ちの切り替えをするのに香りの作用=アロマセラピーはオススメの予防です。

暮らしの中での簡単アロマ活用方法

植物精油をどのように使うか、どのような目的で使用するかによって、様々な使い方や楽しみ方が実践できるのは、アロマセラピーの素晴らしさのひとつです。

 

  • バスタイムに

お風呂でのアロマでは、香りを嗅いで気分がリフレッシュされるほか、精油は呼吸により肺の中に取りこまれ、その結果、精油は血液の中に入り、全身を巡ります。

夜の入浴はリラックス効果を高めるため、ラベンダーやカモミール・ローマンなど鎮静作用を促す精油がオススメです。

  • 手浴・足浴

気軽に手や足を温めるだけでも気分転換にはオススメです。

手や足には東洋医学でいうツボがたくさんあります。ツボを刺激することでさらなるリラックス効果が期待できます。

  • 吸入

呼吸器を通して精油を効率よく体に取り入れる方法です。

簡単な方法としてはハンカチやティッシュに精油を2~3滴垂らして口や鼻の近くに置き、呼吸する方法があります。

  • 湿布

洗面器にお湯や水をはり、精油を数滴たらし、タオルを入れて絞ります。

局所を温めたり冷やしたりする方法があります。精油を積極的に使ってみましょう。

  • 香りの拡散

香りを楽しむ一番オーソドックスな方法です。(ディフューザー、アロマランプなど)

お部屋を自分の好きな香りで楽しむと楽しい時間を過ごすことができますよ。

  • 掃除に

精油には殺菌作用があるものも多いので、掃除にも活用できます。

 

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アロマセラピーの基本的な注意事項

手軽に活用できるアロマセラピーですが、いくつかの注意事項があります。

正しい活用法を学んで楽しく香りを生活に取り入れましょう。

 

  • 精油はていねいに扱いましょう。
  • 飲まないでください。

精油は薬理成分の分子の集合体です。粘膜を荒らしたり、毒性の成分を含む場合もあります。

  • 精油の原液は直接肌につけないでください。
  • アレルギーテストをしてください。
  • 精油の保管場所と使用期限に気をつけましょう。
  • 安全な精油を使いましょう。
  • 精油は薬ではありません。
  • 通院中、投薬中の方は担当医に相談の上使用しましょう。
  • 妊娠時には気をつけて精油を選んでください。

精油の基礎知識

精油は植物の花、樹皮、果皮、茎、葉、根、樹脂、種子などから抽出した天然の素材です。

植物の中にある特殊な分泌腺と呼ばれるところで合成され、その近くの小さな袋

(油胞ゆほう)の中に蓄えられています。

精油とは、植物の生命力が凝縮された貴重なものです。

油胞は精油の抽出部分と大きく関係し、各植物の抽出する部位によってさまざまな香りと機能をもっています。

精油は、天然の化学物質が数十種から百種類集まってできた有機化合物です。

これらの有機化合物は、その構造や働きにより、いくつかのグループに分類されています。

どのグループの成分がどの程度含まれているかで、その精油の香りや働きに影響します。

 

Seiko

植物の中から抽出できる精油はほんのわずかです。

例えば、ラベンダーは、150kgからほんの1kgの精油しかとれません。

またローズオットーの場合は、朝摘みの約65,000個のバラの花からたったの15kgしかできません。

精油によって貴重性が違ってきます。

ウサ子ちゃん

だから精油によって、販売価格がちがうんだね。なるほどね!

Seiko

今日は、アロマセラピーの基礎知識についてお伝えしました。引き続き、楽しいアロマライフを楽しみくださいね!