【アロマ初心者向け】簡単に精油のブレンドができる方法P
こんにちは。アロマライフスタイリスト Seikoです。
この記事は、アロマ初心者向けに、アロマの基礎を学び、アロマを通して美と健康、幸せな毎日を手に入れる秘訣をお伝えしています。
今日は、アロマ初心者の方向けに、簡単にできる精油のブレンド方法から、少し上級編のブレンドファクターについてお伝えします。
簡単初心者向け精油ブレンド方法
私のアロマ受講生によくご質問をいただくのが精油のブレンドについてです。
「1つの精油を使い続けているけど、自分に合った香りを楽しみたい!」
「精油のブレンドって、難しそうだけど、アロマ初心者のオススメのブレンド方法はありますか?」
このようなお悩みのアロマ初心者の方が多いです。
まずは、1種類の精油から楽しんでいることが多いと思います。もちろん、ひとつの香りを楽しむのもいいですが、ブレンドすることで、それぞれの香りの相乗効果を得ることができます。
今日は、いつも使っている1つの精油から卒業して、
新しく、自分だけのオリジナルの香りが作れる簡単、ブレンド方法についてお伝えします。
【簡単にできる!】精油のブレンド方法
精油のブレンドというと、とても難しく思ってしまうことありませんか??
ブレンドする方法は、いくつかありますが、一番シンプルな方法は何種類かの精油を嗅いでみて、あなたの直感と嗅覚で究極の香りを選ぶ方法です。
直感って、「なんか適当な感じがする~」と思っている方が多いと思いますが、実は直感って、その時の自分に必要な香りだったりするのです。まさしく、本能!!
いくつかの香りから、ピンときた香りを選んでみてね!
選んだ精油には、ひとつひとつ意味があって、自分のその時の気持ちをあらわしていると言われています。
今の自分がこの香り!と直感で感じた精油、2種類をブレンドしてみてください!不思議と今の状態にピッタリな自分だけのオリジナルな香りに出会う確率が高くなります。
ではブレンド精油が出来上がったら、次は、どのようにライフスタイルにブレンド精油を活かしていけばいいのか??そんな疑問にお答えします。
ブレンド精油簡単活用術【瞑想】
ブレンド精油の活用方法の1つが瞑想。瞑想は、簡単に香りが楽しめるオススメの方法です。
私は、ブレンド精油ができたら、真っ先に瞑想の時に使います。瞑想というと難しくきこえますが、要はただただその香りに包まれて、頭を空っぽにします。
心地よい香りの部屋でボーっとするこの時間がわたしは大好きです!!
香りは、その日によって違ったりします。ブレンド精油を作る前には、「今日はどの香りかなあ~」とワクワクした気持ちになります。はじめて色々な香りをトライしてみたら、どれにしていいのか?分からなくなってしまった・・・そのような経験、ありませんか?そんなあなたに、私がよくブレンドする精油をお伝えします。
私のオススメブレンド精油 【オレンジ】【ネロリ】
私のお気に入りのブレンド精油は、オレンジとネロリです。仕事や家事で少し疲れたカラダに、このオレンジの柑橘系がスッキリと頭をクリアにしてくれます。
そしてネロリは私にとって、自分に自信をつけさせてくれる香りです。ネロリは、副交感神経を優位させる作用があるので、リラックス効果が高いアロマです。
「仕事や人間関係で、ストレス感じるなあ~」
「がんばっているけど、イマイチ結果が出ない・・・」
「最近、自分に自信が持てない・・・」
こんなマイナス思考の時は、この【ネロリ】の香りの力で、一瞬にして幸せな気持ちになれちゃうのです。ネロリは、鎮静作用があるため、気持ちを安定させてくれる作用があるからかもしれませんね。
皆さんも、ちょっと疲れたなあ~と感じた時は、直感で選んだ精油をブレンドしてみてはいかがですか?
そして、そのブレンドした精油でリラックスする時間を意識的に持つと、疲れやストレスが吹き飛ぶかもしれませんよ!
是非、お試しくださいね。
次は、ちょっと上級編。
直感で好きな香りをブレンドして楽しんだら、次は、ちょっとアロマのお勉強をしましょう!
精油とブレンドファクター(B・F)
精油は数種類をブレンドして用いるとその働きをお互いに引き出し合い、1種類で用いたときよりも効果的だということが、臨床的にもわかっています。
目的に合わせて精油を数種類選んだ後、これからの精油をどのような比率でブレンドするかの目安を示したものがB・Fです。これは、精油の濃度や皮膚刺激に対する安全性などを考慮して、経験的に定められた値です。(ロバート・ティスランド氏参考)アロマクラフトで自分の好きな香りを選んだ時に、ブレンドファクターを取り入れ精油を選んだりします。アロマ初心者の方は少し難しいかもしれませんが、色々種類の精油が並んでいるので、ファクター別に考えていくのも面白いと思います。JAA日本アロマコーディネーター協会で勉強する精油で見ていきましょう。
ブレンドファクター1
カモミール・ローマン、カモミール・ジャーマン、カルダモン、パチュリー、ブラックヘッパー、ペパーミント、ベンゾイン、ミルラ、メリッサ、ヤロウ、ユーカリ、レモングラス、ローズ、
ブレンドファクター2
ジャスミン、ネロリ、ローズマリー
ブレンドファクター3
オレンジ、シダーウッド、ゼラニウム、ティーツリー、フランキンセンス、マージョラム、レモン
ブレンドファクター4
イランイラン、クラリゼージ、グレープフルーツ、ジュニパー、ベルガモット、
ブレンドファクター5
サイプレス、
ブレンドファクター6
サンダルウッド、ローズウッド
ブレンドファクター7
ラベンダー
香りのノート
精油は揮発性のオイルです。香りは、香りの分子が空気中に漂い、その臭いの分子が私たちの鼻を通り、脳を刺激し、香りを感じることができます。ノートという言葉を使って、精油の揮発する速さや持続時間を表します。
ノートはトップ、ミドル、ベースの3種類で表現されます。この3つは香りの揮発の速さを相対的に表現します。私たちが身近に使う香水ですが、香水の種類によって、香りの持続時間が違います。まずは、香りの種類について見ていきましょう。
フレグランスの種類
フレグランスの種類はアルコールに溶かした香料の割合(ぶこう率)により異なります。最もぶこう率が高いのは香水(パフューム、パルファン)で、低いものがオードトワレです。ぶこう率が高いほど香りが強く、香りも持続します。
香水
持続時間 5~7時間です。深みのある豪華な香りです。香りを強調したいとき、部分的に香りをつけたいとき、香りを長持ちさせたいときに使います。
パルファンドソワレ
持続時間 5時間です。香水より少し香りが薄いものです。香水に似た用い方をします。
練香水・オードパルファン
持続時間 3~4時間です。香りが長持ちします。携帯としても便利です。
オーデコロン、オードトワレ
持続時間1~2時間です。オフィスやスポーツの後、入浴後などに手軽に香りを楽しみたいとき全身に香りに包まれます。
皆さんも精油を使って香りを十分に楽しんでこられたと思いますが、もっとたくさんの精油選びの方法があります。
たとえば、[○○に良い精油だから使う]という考え方もよいし、また好きな香りをブレンドしてもよし。
今回は、精油の有用性を学びながら、遊び心を取り入れながら香りのアレンジしてみてはいかがでしょうか?!