【初心者向けアロマセラピー】アロマ精油の扱い方についてB
こんにちは。アロマライフスタイリスト Seikoです。
この記事は、アロマ初心者向けに、アロマの基礎を学び、アロマを通して美と健康、幸せな毎日を手に入れる秘訣をお伝えしています。
みなさんはどんな香りが好きですか?
花の香り・・・森の香り・・・フルーツの香り・・・・植物のかおりは私たちの心と体にダイレクトに心地よくしてくれます。
精油とは・・・・植物の花、果皮、樹皮、葉、根、種子などから抽出した天然の素材です。
そう、自然の恵みの1滴なのです。
今日は、精油の扱い方についてのポイントをお伝えします。
精油を購入したけど、精油ってどのように使えばいいの?保管はどこですればいいの?・・・このような疑問にお答えします!
まずは、アロマセラピーの定義から見ていきましょう。
アロマセラピーとは
アロマセラピーでは香りを楽しむだけでなく、さまざまな方法で精油を使用します。ただし、何の予備知識も持たずにアロマセラピーを実践するとトラブルを引き起こす可能性もありますので、正しい知識を身につけることが大切です。
アロマとは芳香、セラピーとは療法という意味なので、日本語ではアロマセラピーを【芳香療法】といいます。しかし芳香療法というよりも【アロマセラピー】という言葉の方がよく聞かれるのではないでしょうか。
植物精油をどのように使うか、どのような目的で使用するかによって、様々な使い方や楽しみ方が実践できるのは、アロマセラピーの素晴らしさのひとつです。
では、実際にどのように精油を使っていけばいいのか??精油の扱い方についていくつかポイントがあります。さっそくいってみましょう!
精油の扱い方
精油は丁寧に扱いましょう
精油を垂らすとき、ビンを振っていませんか?これは、間違いで、精油のビンを傾けながら、1滴1滴ていねいに垂らしましょうね。
精油は絶対に飲まない
粘膜を荒らしたり、毒性の成分を含む場合もあります。もし誤って飲んでしまったら、牛乳や水を多量に飲んで体内から精油を出しましょう。その後も体調がすぐれないときは医者の診断を受けましょう。
精油の原液は直接肌につけない
ラベンダー、ティーツリーは原液のまま用いることもできますが、それ以外は必ず3%以下に薄めてください。また肌の弱い人は、ラベンダー、ティーツリーでも薄めて使用してくださいね。はじめて使う精油には、必ずアレルギーテストをしてくださいね。
保管場所と使用期限に気をつけましょう
精油は天然の植物です。1年以内に使いきりましょう。かんきつ系は(オレンジなど)半年です。精油は、日光を嫌います。保管場所に気を付けましょう。
また自分で作ったアロマも日に当たらない場所を選び、早めに使いきりましょうね。
安全な精油を使おう
精油の品質は、メーカーによってばらつきがあります。初心者でアロマを楽しむ場合は、アロマ専門店での購入をオススメします。あまりにも安い精油の場合、天然の精油でない場合もあります。アロマ専門店のスタッフには、アロマに詳しい方が多いです。スタッフの方と相談しながら購入すると、自分にピッタリの精油が見つかるかもしれません。
精油は薬ではありません
具合が悪い場合は医療機関にいきましょう。通院中、投薬中の方は担当医に相談の上使用しましょう。
妊娠時には特に気を付けて精油を選んで!
妊娠時、また持病などで使えない精油があります。正しい知識のもと使いましょうね。アロマ教室の受講生の中には妊婦さんもたくさんいらっしゃいます。
是非、専門家のもと正しく精油を使えばとても安全。心身ともにリラックス効果があり、楽しく新しい命を迎える準備もできますよ。
皆さん、今日お伝えした精油の扱い方のポイントを押さえて、日常生活の中でアロマを使って好きな香りに包まれるアロマライフを楽しんでくださいね!
精油の楽しむ方法
バスタイムに
お風呂でのアロマでは、香りを嗅いで気分がリフレッシュされるほか、精油は呼吸により肺の中に取りこまれ、その結果、精油は血液の中に入り、全身を巡ります。
夜の入浴はリラックス効果を高めるため、ラベンダーやカモミール・ローマンなど鎮静作用を促す精油はいかがでしょうか。
手浴・足浴
バケツに少しぬるま湯をはります。そして精油を数滴たらし、よくかき混ぜます。そして手や足をバケツの中に入れましょう。手や足には東洋医学でいうツボがたくさんあります。マッサージをするとリラックス効果が高まります。
吸入
呼吸器を通して精油を効率よく体に取り入れる方法です。簡単な方法としてはハンカチやティッシュに精油を2~3滴垂らして口や鼻の近くに置き、呼吸する方法があります。
湿布
局所を温めたり冷やしたりするときにも、精油を積極的に使ってみましょう。夏にヒンヤリ冷たい水にスーッとするペーパーミントを数滴たらしたスッキリ
香りの拡散
香りを楽しむ一番オーソドックスな方法です。(ディフューザー、アロマランプなど)
掃除に
精油には殺菌作用があるものも多いので、掃除にも活用させましょう。重曹などを使ってキッチンやお風呂の掃除の大活躍できます。
精油の特徴について
精油には、いくつかの特徴があります。特徴を知っていると、精油を使ったレシピが増えるだけでなく、効率的に精油の良さを最大限に引き出すことができます。さっそくいってみましょう!
芳香性
強い香りを持っています。
精油とは植物の花、果皮、樹皮、葉、根、種子などから抽出した天然の素材です。
高濃度
植物から抽出しているので、ピュアオイルのため、植物の有効成分を高濃度に含有しています。
揮発性
放置しておくと蒸散します。時間が経過すると、だんだんと香りが無くなるのは、この性質があるためです。
親油性
原則として油に溶けます。この性質を利用して、アロマを使ったアイテムができます。
比重
比重が軽いです。水の中に精油を垂らすと、上に浮かび上がり、精油は浮きます。例えば、精油を使ってルームスプレーを作った場合、精油が水の上に浮いてしまうので、使用するときは、よくスプレーを振って使うのはこのためです。