アロマ初心者向け 精油とは
こんにちは。アロマで美と健康を手にいれる秘訣 アロマセラピストSeikoです。
今日は、アロマ初心者に向けてアロマセラピーの基礎についてお伝えします。
今日は、精油についてお伝えします。
アロマって言葉はよく聞くけど、精油って聞いたことがないなあ~
精油って、エッセンシャルオイルともいわれていますよ。精油は、自然の恵みから出来ています。さっそく精油の知識を学んでいきましょう!
精油とは
精油は植物の花、樹皮、果皮、茎、葉、根、樹脂、種子などから抽出した天然の素材です。
植物の中にある特殊な分泌腺と呼ばれるところで合成され、その近くの小さな袋(油胞ゆほう)の中に蓄えられています。
精油とは、植物の生命力が凝縮された貴重なものです。
油胞は精油の抽出部分と大きく関係し、各植物の抽出する部位によってさまざまな香りと機能をもっています。
精油は、天然の化学物質が数十種から百種類集まってできた有機化合物です。
これらの有機化合物は、その構造や働きにより、いくつかのグループに分類されています。
どのグループの成分がどの程度含まれているかで、その精油の香りや働きに影響します。
植物の中から抽出できる精油はほんのわずかなの。植物によって抽出できる量が違ってくるの。
たとえば、ラベンダーは、150kgからほんの1kgの精油しかとれないし、またローズオットーの場合は、朝摘みの約65,000個のバラの花からたったの15kgしかできないの。
採れる量が少ないほど、貴重性があり、精油の値段も高くなるのね。
ローズオットー精油が高価な理由がこれなんだね~
次は、精油の特徴を見ていきましょう。大きく分けて5つの特徴があります。精油を使用する時にとても役に立ちますよ。では、見ていきましょう。
精油の特徴
○芳香性 強い香りを持っている。
○高濃度 植物の有効成分を高濃度に含有している。
○揮発性 放置しておくと蒸散する。
○親油性 原則として油に溶ける。
○比重が軽い
精油の特徴5つです。
精油を使ったアロマクラフト作りでは、揮発性が実感できると思います。
例えば、精油を使ってルームスプレーを作っても、
精油は揮発性が高いので、スプレーを作った直後だと、香りも強いですが、
時間とともに段々と香りが飛んでしまいます。
精油を使ったものは、早めに使いきることがポイントになります。
また、比重が軽いので、精油は水に浮きます。
アロマスプレーを使用する場合は、スプレーをよく振ってから使用しましょう。
精油の安全性について
精油は植物から抽出した天然のものです。
だからといって人間にとって100%安全とはいえません。毒性を示すものもあります。
精油の成分は、植物の中にある場合に比べて大変濃縮されているため、十分な知識を持って取り扱う必要があります。
精油は手軽に使える反面、正しい知識を学んだうえで、アロマテラピーを楽しむことをオススメします。
安全で正しい知識のうえで、アロマライフを楽しみましょう。