女性ホルモンによい作用を促す精油【ローズ】【レモングラス】【メリッサ】【ヤロウ】
こんにちは。アロマで美と健康を手にいれる秘訣 アロマセラピスト Seikoです。
香りって、素敵な女性になれるひとつの手段です。香りは脳に直結しているので、心や体にダイレクトに届くので、香りを知ることは、いい女になれること!是非、この機会に香りの世界を覗いてみませんか♪今日ご紹介する精油は、私が所属するJAA日本アロマコーディネーターの資格講座でも勉強する有名な精油です。
今日は女性ホルモンによい作用を促すオススメな精油を4つご紹介します。
精油の女王 ローズ
今日のご紹介する精油は、ローズです。
婦人科系をすばらしく強壮、体液の浄化と循環の促進する精油です。誰もが知っているお花!!さっそくローズについて詳しく見ていきましょう。
ローズの知識
学名: Rosa centifolia, R.damascena
科名: バラ科
栽培場所: ブルガリア、モロッコ
抽出部: 花
抽出方法: 水蒸気蒸留法、アンフルラージュ法、有機溶剤法
オイルの香り: 甘く、深くフローラルなかおり
注意事項
通経作用があります。妊娠中は使用を避けましょう。
こころに対する働き
こころを明るくさせ、高揚させます。(緊張、ストレス)
からだに対する働き
①ホルモンのバランスをとります。(子宮の強壮、月経不順、不妊)
②鎮静・殺菌・鎮痙作用があります。
ローズの精油が高価なワケ
多く女性が大好きな香りですよね。そして、とても高価な精油です。私は、アロマを勉強していたころ、ローズの精油の値段にビックリしました。他の精油の価格に比べて、桁が1つ違う!!精油の価格は、貴重かどうか?で値段が違ってきます。
摘み取ったローズは、24時間以内に精油を採る窯へいれます。精油1滴には、なんと約60~200個のバラが必要です!だからホンモノのバラの精油は値段が高いです!!納得ですね。自分へのご褒美をしたいとき、是非、ローズを使ってみてね。
次にご紹介する精油はレモングラスです。
レモングラス
レモングラスの知識
筋肉痛によく効き、消化器、内分泌の働きを促進する精油,前向きで幸せな気分にさせる香りです。
学名: Cymbopogon citratus
科名: イネ科
栽培場所: 中国、マダガスカル
抽出部: 葉
抽出方法: 水蒸気蒸留法
オイルの香り: 草っぽい、甘いレモンの香り
注意事項
① 作用がかなり激しいので、敏感肌を刺激することがあります。
② ラットの実験で眼圧を上昇させる報告があるので、
緑内障の人は気を付けましょう。
こころに対する働き
心を刺激し、正気を取り戻させてくれます。(精神的疲労)
からだに対する働き
① 健胃作用があります。
② 副交感神経の働きを助けるので、消化器の働きを促進します。(食欲不振)
③ 鎮痛作用があります。(筋肉痛)
これからこのレモングラスでボディーオイルを作りたいと思います。早く筋肉痛が治りますように~アロマで心とカラダを元気にするアロマレシピをメルマガでご紹介しています!
私は、このレモングラスを使って、フットクリームを作っています。1日中歩いた足をマッサージします。そうすると、早く筋肉痛が治ります。オススメです。
次のオススメ精油は、メリッサをご紹介します。
メリッサ
ストレス緩和とアレルギー疾患に役立つ精油です。
メリッサの知識
学名: Melissa officinalis
科名: シソ科
栽培場所: フランス
抽出部: 花と葉
抽出方法: 水蒸気蒸留法
オイルの香り: 甘いレモンのフローラルな香り
注意事項
① 敏感肌を刺激することがありますので、低濃度で使用しましょう。
② 月経周期を正常化する働きがありますので、妊娠中は使用を避けましょう。
③ 眼圧を上昇させる可能性があるので、緑内障の人は使用を避けましょう。
こころに対する働き
感覚が過敏なときに心を鎮静させる働きがあります。
(ショック、パニック、ヒステリー)
からだに対する働き
① 強心作用と鎮静作用があります。(高血圧)
② 子宮のトラブルに役に立ちます。(月経不順、月経痛)
③ 抗アレルギー作用があります。
メリッサはレモンバームという名でも知られています。レモンやレモングラスと似ている香りです。
成分のアルデヒト類が多く含まれるので、皮膚刺激が強いですよ入浴に使うときは、3滴までにしましょう。生理痛がひどい時にメリッサを使ったクリームをつくり、お腹をマッサージするのがオススメ!痛みが軽減し、リラックスしますよ。
次は、ヤロウの精油をご紹介します。
ヤロウ
収斂作用が際立つ精油です。婦人科への作用もすばらしいです。
ヤロウの知識
学名: Achillea millefolium
科名: キク科
栽培場所: ヨーロッパ、西アジア
抽出部: 花
抽出方法: 水蒸気蒸留法
オイルの香り: 少し甘く、落ち着いた包容力のある香り
注意事項
① 強力な精油なので、妊娠中は使用を避けましょう。
② 多量に用いたり、長期にわたり用いると頭痛を起こすことがあります。
③ 敏感肌には刺激が強いので使用を避けましょう。
こころに対する働き
気力が衰えたとき、やる気を取り戻させてくれます。
からだに対する働き
① 血液の更新を促進します。(貧血)
② 女性の生殖器に有効です。(月経不順、卵巣炎、子宮筋腫)
③ 鎮痛作用があります。(リウマチ痛、頭痛、腰痛)
ヤロウの精油には、優れた作用が多いけれど、この香りをいい香りと思う人ときらいな香りと思う人、はっきりと分かれます。
ちなみに私は、少し苦手・・・この香りが好きと答えるひとの多くは、月経の量が多い人なんだそうです。なんだか、不思議でおもしろい!貧血ぎみの人には月経量を少なくさせて、造血作用もあるので、そんな方にはピッタリな精油です。
今日は、女性ホルモンによい作用の精油をご紹介しました。基本的な精油の作用を勉強して、自分に合ったアロマクラフトを楽しんでみてはいかがでしょうか?!
素敵なアロマライフをお過ごしください。